サムソン大敗で春の盾は絶対的存在が不在に

2008年4月7日 06:00

 【春の盾を占う】昨年の覇者メイショウサムソンが大阪杯で大敗したことで、クラシック同様、混戦模様となってきた。構図としては「アドマイヤ軍団」対「巻き返しを期すサムソン」となるか。フジ、ジュピタ、モナークの3頭はいずれ劣らぬ強力布陣だ。それに、菊花賞以来の復帰戦だった大阪杯が上々の内容のアサクサキングスが絡んできそうだ。
 サムソンは大阪杯の負け方が気になるが、前残りの展開で決して得意ではない瞬発力勝負となったことを考えれば一変の余地はありそう。アドマイヤ勢の中では長距離得意の異色のフレンチデピュティ産駒ジュピタが阪神大賞典を制した勢いからも最右翼。ほかにも、同2着で古豪の健在ぶりを示したアイポッパー、同3着のポップロック、大阪杯でも最後はしっかり伸びていたドリームパスポートなど伏兵は多数いる。

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2008年4月7日のニュース