万全の仕上げを…カジノJCダート出走権

2008年11月26日 06:00

 カジノドライヴがJCダート(12月7日、阪神)に出走する。登録した日本馬のレーティングが25日、JRAから発表され、カジノドライヴが113を獲得。全体の4位にランクされ出走が可能になった。鞍上は安藤勝に決定。JC2競走は昨年からレーティング上位の日本馬5頭に優先出走権を付与。カジノは収得賞金1410万円で登録日本馬38頭中最下位だが、5月に日本の重賞よりも高い格付けを得ている米G2ピーターパンSを勝っていることからフリオーソ、ボンネビルレコード、アドマイヤフジと並んだ。同レーティングは距離実績やレース内容を考慮して序列を決定するため、ピーターパンSで2着に5馬身3/4差をつけた点が評価され、4頭の中で最上位にランクされた。
 藤沢和師は「新しい制度で選ばれたのは喜ばしいが、これによって出走できなくなる陣営に対して恥ずかしくない仕上げをしたい」と気を引き締めた。カジノは現在、米国遠征の輸入検疫のため阪神競馬場に滞在中。26日に1週前追い切りを行う予定。なお、外国馬を含めた優先出走馬を除く出走馬は賞金順で決定。現時点でサンライズバッカスまでが出走可能。

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