黄門 ウオッカ今回も力発揮できる/JC

2008年11月26日 06:00

ウオッカは馬体的には尻の部分が少し細く映りますが、前走時もほぼ同じ印象の体つきであの強さでした。この馬体でも十分に力を発揮できると考えるべき。肌の張りも良好で激走の疲れは感じない

 【美浦黄門の馬体診断】わずか2センチ差の大接戦となった天皇賞・秋を見事に制して、歴史的な名牝という評価が一段と確立された感があるウオッカ。馬体的には尻の部分が少し細く映りますが、前走時もほぼ同じ印象の体つきであの強さでした。この馬体でも十分に力を発揮できると考えるべきでしょう。骨格のバランスの良さは際立っており、立ち姿がピタリと決まっているのも好感を持てる。肌の張りも良好で、あれだけのレースを繰り広げた前走ですが、その疲れが残っているという雰囲気は全くありません。一時はマイル路線を歩んでいたとはいえ、2Fの距離延長についてダービーを勝った時と同じ舞台を不安と見るのは無理がある。ここでも有力候補になるでしょう。

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