西から裏話 桜&皐月W出走は宮本師だけ/桜花賞

2009年4月8日 08:09

 【東西ドキュメント 栗東7日】30分間しゃべりっ放し。宮本師が取材の標的。上岡が見る限り、午前8時から3回も囲み取材を受けていた。しゃべり疲れないのだろうか?こんな問いにも気さくな宮本師は笑顔で答えてくれる。
 「しゃべる練習をしないとね。インタビューが下手やねん。(インタビュアーの)可愛い女の子を見ると上がってしまうのかな」
 確かに注目度は高い。桜花賞にデグラーティア、皐月賞にはベストメンバーを送り込む。現時点で両クラシックに参戦できる唯一の厩舎なのだ。それを知らされると「ホント?うれしいね。今年は予想する以上に物事がいい方へ回っている」と好リズムを実感していた。先週は通算100勝を達成してまさに上げ潮。桜花賞の展望も熱い。「馬場を気にしないから内を突いてどれだけ粘り込めるか。3着ぐらいならあるよね。それともオレが思っているだけかな」。苦笑してごまかしたが、内心は違うはず。熱血トレーナーは大きな夢を抱いている。

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