レッドディザイアのG1出走に感謝/桜花賞
2009年4月8日 06:00 レッドディザイアはデビューから2戦2勝。「まだ強いところとやっていないからね」と松永幹師は言うが、その分、未知の魅力にあふれている。この馬のセールスポイントを「負けていないところ」とした。
騎手時代のG1勝ちはすべて牝馬。「牝馬の幹夫」と呼ばれて華麗な戦歴を残したが、それは過去の話と師は言う。「騎手時代は桜花賞でどの馬に乗れるのか…という感覚だったけど、調教師としては全く気持ちが違う。G1には出すだけでも難しいから」
調教師としては07年桜花賞にハギノルチェーレ、朝日杯FSにセレスハントを出走させて以来のG1。今は管理馬を出走させる“楽しみ”に胸を躍らせる。「桜花賞に特別な意識はないけどG1に管理馬を出せるのは何より。相手は強くても、負けていない分の楽しみはあるね」と期待をかけている。