【船橋・JBCクラシック】圧逃ファルコン7馬身差V!

2010年11月4日 06:00

JBCクラシックを制したスマートファルコン

 ダート競馬の祭典「第10回JBC競走」が3日、船橋競馬場で行われ、JBCクラシックはJRA所属のスマートファルコンが7馬身差の逃げ切りでG1初制覇。手綱を取った武豊騎手(41)は同レース4連覇を達成した。また、JBCスプリントはJRA所属のサマーウインドが逃げ切り、こちらは鞍上の藤岡佑介(24)ともどもG1初Vとなった。

 影も踏ませぬ逃走劇。次々と手応えが怪しくなっていく後続馬を尻目に、スマートファルコンが悲願のG1制覇のゴールに飛び込んだ。2着フリオーソにつけた7馬身差はレース史上最大タイ。武豊はインタビューで「フリオーソを負かして、すみません」と地元ファンを気遣ったが、スタンドから返ってきた祝福に満足げな笑みを浮かべた。
 武豊は同レース4連覇。昨年まで3連覇を演じたヴァーミリアンが回避したが、岩田の負傷で巡ってきたチャンスをものにした。初コンビを組んだ前走・日テレ盃は今回と同じ舞台で好位からレースを進め、フリオーソに完敗の3着。「同じレースはしたくないなと思っていた。きょうは行く気で出していった。状態がいいのは分かったので、後ろは気にせず早め早めにゴーサインを出した。いい仕事ができたと思う」と自画自賛した。
 同馬は重賞11勝目だが、管理する小崎師ともどもG1は初制覇。師は「以前はオンとオフが0か100だったが、普段のコントロールが利くようになった」と成長に目を細めた。今後はJCダート(12月5日、阪神)を視野に調整される。
 武豊にとっても今後に弾みがつく勝利だ。今年は3月に落馬負傷し、春のG1を全休。これが1月の川崎記念以来のG1制覇となった。ダート重賞通算100勝の節目にも到達した名手は「復帰後初めてG1を勝つことができた。これを機にますます頑張っていきたい」とさらなる活躍を誓っていた。

 ◆スマートファルコン 父ゴールドアリュール 母ケイシュウハーブ(母の父ミシシッピアン)牡5歳 栗東・小崎憲厩舎所属 馬主・大川徹氏 生産者・北海道新ひだか町の岡田スタッド 戦績25戦15勝(南関東8戦4勝)総獲得賞金5億2073万6000円。

特集

2010年11月4日のニュース