鈴木悠、桜花賞で3連単的中！　“新”大阪本社・坂田も印上位3頭で決着！

　先週の中央競馬は重賞が3鞍。土曜は阪神で阪神牝馬S、中山でニュージーランドTの2鞍が行われ、日曜は牝馬3冠第1戦となる、GⅠ桜花賞が阪神で行われました。

　阪神牝馬Sは断然の1番人気に支持されたマスクトディーヴァが直線で堂々と抜け出してみせ、重賞2勝目！労せずにポジションを確保すると、最後の直線は余裕のある走り。迫ったウンブライルも全く問題にせず、改めてGⅠ級の素材であることを証明しました。

　同日のニュージーランドTでは、シンザン記念2着から挑んだエコロブルームが直線で力強い末脚を披露し、重賞初制覇！1番人気ボンドガールは、逃げたユキノロイヤルと直線でつばぜり合いを演じるものの、一気の脚で追いこんだエコロブルームに１着を譲り、重賞初制覇には届きませんでした。

　スポニチでは面来がこのレースで見事3連単を的中！◎エコロブルームも素晴らしいですが、3着に入った9番人気のユキノロイヤルに対抗を打っていた点がこの的中のハイライトでしょう。記録した3連単は48,790円。今週からコラムがスタートした同記者ですが、早速自信になる的中を決めてくれました！

　牝馬3冠の第1関門・桜花賞。今年も素晴らしいメンバーが揃って行われた一戦は、阪神JF2着から直行ローテで挑んだステレンボッシュが2歳女王アスコリピチェーンにリベンジを果たし、ＧⅠ初制覇を決めました。

　淡々としたペースの中、ステレンボッシュの鞍上モレイラは２歳女王を目の前に見るポジションを確保すると、勝負どころではやや内へ。最後の直線ではアスコリピチェーノの内をこじ開ける進路取りを見せます。そこから、末脚を爆発。実にスムーズな内容で、テン乗りながら鞍上の妙技も光るレースとなり、完勝で1つ目のティアラを獲得しました。

　スポニチではこのレースで鈴木悠が◎ステレンボッシュからの３連単をゲットしました！コラムでは「６時間以上にも及ぶ長距離輸送の回避は大きなメリット。東西の馬質の差が少なくなりつつある今、その傾向はさらに勢いを増していくだろう」と栗東調整のアドバンテージを改めて解説。取材した国枝師の手応えも伝えており、新年度１発目のＧⅠで存在感を見せてくれました。

　また、４月から大阪本社となった坂田も素晴らしい的中！◎アスコリピチェーノこそ２着も、１着ステレンボッシュに対抗印、３着ライトバックは３番手と印上位３頭での決着が実にお見事。本社というプレッシャーの中、最初のＧⅠでこの活躍は素晴らしく、この後のGⅠでも期待が持てる結果だったように思います。

　今週はＧⅠ皐月賞、障害ＧⅠ中山グランドＪ、ＧⅢアーリントンＣ、ＧⅢアンタレスＳが行われる中央競馬。万哲をはじめ、先週に存在感を見せた鈴木悠や坂田の印、AIの印などをレース前日にご覧いただくことが出来るスポニチ競馬Webはクレカ決済、キャリア決済ご利用で初月無料となります。レース当日には各記者のコラムなどもご覧いただけます。

　スポニチ各記者の好調ぶりは、下記の高額的中を見ていただければ火を見るより明らかで、GⅠシーズンの今、より多くの情報をお得にゲットできるチャンスですので、ぜひ一度会員登録をご検討ください！

4/6 高額的中
【万哲】中山9R 葛飾特別 三連単:◎-△-△ 50,850円
【オサム】阪神12R 三連単:◎-▲-○ 50,760円
【坂田】阪神12R 三連単:◎-☆-△ 50,760円

4/7 高額的中＆「マジ買う」的中
【AI記者】福島7R 三連単:◎-△-△ 102,130円
【オサム】福島7R 三連単:◎-△-▲ 102,130円
【鈴木悠】福島9R 喜多方特別 三連単:◎-☆-△ 76,050円
【AI記者】中山10R 鹿野山特別 三連単:◎-△-☆ 68,720円
【柏原】中山10R 鹿野山特別 三連単:◎-△-△ 68,720円
【田村】中山10R 鹿野山特別 三連単:◎-△-☆ 68,720円
【諸星】中山10R 鹿野山特別 三連単:◎-△-△ 68,720円
【新谷】中山11R 京葉Ｓ 三連単:◎-△-△ 64,130円
【鈴木悠】阪神11R 第84回桜花賞 三連単:◎-○-△ 11,470円
【諸星】阪神11R 第84回桜花賞 三連単:▲-◎-△ 11,470円
【坂田】阪神11R 第84回桜花賞 三連単:○-◎-▲ 11,470円
【万哲】福島12R 三連単:◎-△-△ 52,720円
【AI記者】福島12R 三連単:▲-◎-△ 52,720円
マジ買う1日1R推奨予想【高木】中山8R ４歳上１勝クラス 三連単:○-◎-△ 5,530円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【坂田】阪神8R 宝塚市制７０周年記念 三連単:○-◎-△ 19,310円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【新谷】阪神10R ダイワスカーレットＣ 三連単:◎-△-☆ 21,940円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【田村】福島11R モルガナイトＳ 三連単:◎-▲-☆ 5,260円 ズバリ！！
マジ買う1日1R推奨予想【万哲】阪神11R 第84回桜花賞 三連単:◎-☆-△ 11,470円 ズバリ！！

【馬乗り達人塾　番外編】7日阪神11R　セシリエプラージュ　G1でも通用

　桜花賞の10分前。中山11R・京葉Sで幻のG1馬クリノガウディーが22年高松宮記念16着以来の復帰戦を迎える。栗東入厩後は入念に調教を重ね、先月27日の1週前追いでは坂路4F51秒9を計時した。ダートから再出発。重量60キロと決して楽な条件ではないが、出走するからにはチャンスはあるし、応援したい。まずは無事に戻ってくることを願う。

　阪神11R・桜花賞はセシリエプラージュ。前走のフィリーズレビューは1、2着が内を通った馬。その中で、道中は外々を回しながら直線、鋭く差して3着に食い込んだ。評価できる。阪神マイルは初勝利を飾った舞台。1F延長は問題なし。立ち回りひとつで十分やれる。単勝、馬連で相手はクイーンズウォーク、コラソンビート、ステレンボッシュへ。

【桜花賞・万哲】桜男が万券咲かす　成長力で阪神JFの雪辱

【桜花賞】4月7日掲載のカネになる血統

【桜花賞】4月7日掲載の隠れデータ

【桜花賞】関東馬2頭の一騎打ちムード

ハワイアンティアレ　根性に期待

ハワイアンティアレ桜戴冠だ【買い目あり】

アスコリピチェーノ４連勝で１冠目

アスコリピチェーノ万全の状態

セシリエプラージュ高適性の舞台

強心臓コラソンビートで勝負

クイーンズウォーク格が違う

ステレンボッシュ逆転戴冠だ

クイーンズウォーク　血の宿命には逆らえない

アスコリピチェーノ＆スウィープフィート１点勝負

テウメッサ　大胆な動きで勝利へ

チェルヴィニア　全開ムード漂う

ステレンボッシュ　盤石の仕上がり

【桜花賞】伝説の新馬戦の４着馬、この人気なら買う価値あり

　さあ、桜花賞。昨年のリバティアイランド１強とは一変、今年はかなりの混戦が予想される。

　本命は（１７）マスクオールウィン。伝説の新馬戦の４着馬。その新馬戦に出ていた４頭が桜花賞に出走。除外のボンドガールが出ていたら５頭だったことを考えたら、恐ろしいレベル。２走目の未勝利戦は難なく勝ち切り、前走のフェアリーＳはスタートで後手に回り後方２番手から、上がり最速の２着。一番強い内容。１２００メートル戦しか勝っていないが前走の内容から１６００メートルはこなせる。何より全く人気がない。相手は強力だが、この人気なら買う価値はある。

　対抗は（１２）ステレンボッシュ。やはり阪神ＪＦ（２着）のレベルは高く、その中でも一番強い競馬をしたこの馬は有力。モレイラを乗せてアスコリピチェーノに借りを返す。３番手は伝説の新馬戦の３着馬、阪神ＪＦも３着だった（８）コラソンビート。フィリーズＲ（２着）は完全に、ここを目標にした叩き台。阪神ＪＦ１＆２着馬が直行のローテの中、１度使ったことが良い方向に出れば逆転も。

　次に（２）クイーンズウォーク。ゲートが不安も、過去３戦全て上がり最速。グレナディアガーズの半妹でマイルも問題ないが、ここで好走すればオークスも楽しみな一頭。他では唯一無傷の（９）アスコリピチェーノ。ローテや初の右回りと不安は多いが、調教を見る限り仕上がっている伝説の新馬戦２着馬の（１８）チェルヴィニア。穴で（４）キャットファイトも押さえたい。（１１）ライトバック、（３）イフェイオンも侮れない。他は全て切る。

　馬券は３連単ボックス（２）（８）（１２）（１７）を各８００円、３連単フォーメーション（２）（８）（１２）（１７）―（２）（８）（１２）（１７）―（３）（４）（９）（１１）（１８）、（２）（８）（１２）（１７）―（３）（４）（９）（１１）（１８）―（２）（８）（１２）（１７）を各３００円の計５万５２００円勝負！よろしくちゃーん！

　◇じゃい　１９７２年（昭４７）３月２０日生まれ、神奈川県出身の５０歳。お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ役。ネタ作りも担当。２２年８月２１日のＷＩＮ５で９３７０万６７１０円の超高額配当を的中させた、最強ギャンブラー芸人。「勝てる馬券の買い方」（出版社・ガイドワークス）など著書も多数。

【桜花賞・坂田】坂田で満開　大阪本社予想初陣飾る

【桜花賞・小林】絶好調キズナ産駒に託す　3戦全てラスト600メートル最速

ド根性ライトバックに託す

【桜花賞】アスコリピチェーノ　ブレない牡馬のような安定感

桜花賞の枠順が確定！

　阪神JFをレースレコードで制覇、GⅠ連勝を狙う無敗馬アスコリピチェーノは5枠9番に入った。阪神JFから直行が近年のトレンドで、2歳女王もこのローテを選択。既に栗東に入厩しており、順調な調整が続いている。黒岩師も「阪神JFの時以上に踏み込んだ調教ができている」と納得の仕上がり。「前走よりさらに良い走りを見せられると思います」との言葉にも自信がみなぎっている。

　半兄にグレナディアガーズを持つ良血馬クイーンズウォークは1枠2番。デビューから3走すべてで上がり最速、前走のクイーンＣで重賞初制覇と大器を感じさせる走りをここまで披露している。昨年牝馬3冠を成し遂げた厩舎の先輩リバティアイランドに続けるか注目だ。

　ムルザバエフとコンビを組むチェルヴィニアは8枠18番に入った。末脚勝負歓迎の一頭で、母チェッキーノは16年フローラS勝ちからオークス2着と母系に底力がある。新馬戦から1番人気に支持され続け、期待の高さは世代屈指。前走・アルテミスSで重賞初Vした勢いのまま、GⅠ獲りを狙う。チューリップ賞覇者スウィープフィートは4枠7番から。鞍上は桜花賞史上最多5勝の武豊で、勝てば20年ぶり。名手が「チャンスのある馬」とジャッジした事実が何よりの強調材料だろう。

　中の人は6枠12番ステレンボッシュに注目。阪神JFでは直線での進路確保に苦しみつつも上がり最速の脚で2着に追い込んだ。今回は鞍上にモレイラを確保。アスコリピチェーノをマークできる枠に入っただけにリベンジの場面があっても驚けない。

【桜花賞】クレバーさも感じる関東馬アスコリピチェーノ超抜

【桜花賞・馬体診断】田井、あの良血馬を絶賛！「リバティアイランドの桜花賞時の馬体写真と瓜二つ」

　スポニチの田井が1日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演。7日に行われるGⅠ桜花賞出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬を3頭ピックアップした。

　桜花賞は「高速決着が基本で底力が問われる」とし、馬体のスケール感に注目した田井。「さすがは中内田厩舎とうなりたくなる素晴らしい馬体写真」の言葉とともに、兄にGⅠ馬グレナディアガーズを持つ良血馬クイーンズウォークを1頭目に取り上げた。

　同馬が見せる「立ち姿勢のバランス」「筋肉の立体感」「毛ヅヤの良さ」を、同厩舎の先輩で歴史的名牝であるリバティアイランドを引き合いに出しつつ絶賛。「リバティアイランドの桜花賞時の馬体写真と瓜二つ」と続けた。さすがに筋肉量で劣るとしながらも、「上腕三頭筋、臀部の筋肉群は同世代では別格」とジャッジした。

　また、500キロを超える牝馬でありながら「重苦しさがまったくない」「血管がくっきりと浮かび上がるほどに皮膚が洗練されているのも強調材料」と田井。「強靭な筋肉を見れば阪神外回りマイルはベストマッチ」と強調した。田井の最終的な印は、金曜日18時30分ごろにスポニチ競馬Webで先行公開される。

【桜花賞】ディープインパクト半妹の孫ステレンボッシュ

　ディープインパクトは昨年、血統登録わずか13頭の最終世代から英ダービー馬オーギュストロダンを送り出すという離れ業でクラシックサイヤーとしてのキャリアを締めくくった。今年から産駒がクラシックを走ることは国内外を通じて二度とない。桜花賞にディープインパクト産駒が出走しないのは初世代デビュー前夜の10年以来、14年ぶり。“ポスト・ディープインパクト”が新たなフェーズに入ったことを実感させられる。

　過去5勝、2着5回という最強の桜花賞サイヤーの抜けた穴を埋めるのは、普通に考えれば後継種牡馬のキズナだろうが、関連銘柄として押さえておきたいのがステレンボッシュ。ディープインパクトの4歳違いの半妹ランズエッジの孫である。

　3代母ウインドインハーヘアを祖とする一族は、すでに日本に根を下ろして四半世紀になる大牝系だが、ディープインパクトに続くクラシックホースは17年日本ダービーのレイデオロのみ。もちろん、10年に1頭の割合でダービー馬が出れば立派なものだが、ネズミ算式に拡大した牝系の規模を考えると、少々物足りない面があったのも事実だ。

　ところが現3歳世代は明らかに様相が異なる。76年ぶりの牝馬による皐月賞制覇に挑むレガレイラ、同じく皐月賞にエントリーした京成杯2着のアーバンシックもステレンボッシュと祖母ランズエッジを共有するいとこの間柄。過去に例のないクラシック候補の固め打ちは、あたかも直子の完全撤収を待っていたかのようでもある。“ロス”の副産物は同族の大ブレークということになるかもしれない。　（サラブレッド血統センター）