【浜田・東京本社ワンモアトライ】札幌11R “初参戦”の3歳ヒュッゲに期待

2020年8月8日 08:00

 札幌日経OP。00年の創設以来、芝2600メートルの施行条件は変わらないが、かつては9月に行われていた。札幌開催が短縮された12年から現在の時期に移行。それ以来、3歳馬が出走するのは今回が初めてとなる。つまり“有利”を裏付けるデータが存在しないのだが、やはり52キロは魅力十分。5戦3勝のヒュッゲで勝負になるとみた。3勝は全て逃げ切りだが、いずれも少頭数で押し出された印象。折り合いに苦労する面はないので、同型の多いここは控える競馬で対応可能だ。ハーツクライ産駒で距離延長を苦にするとも思えない。イレ込み癖があるタイプだけに、滞在競馬もプラスのはずだ。ヒュッゲがここで結果を出すようなら、今後、秋の長丁場を目指す3歳馬の新たな道筋となるかもしれない。(13)から。

 ちなみに11年以前には7頭の3歳馬が挑戦して2勝。いずれも前走快勝の勢いに乗っての連勝だった。もう1頭、道営から3歳シンボが参戦。こちらは前走のV時計がオープンでは厳しいレベル。果敢な格上挑戦には敬意を表するが、予想は無印とした。

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