菊花賞の枠順が確定！　

2冠王者コントレイルは2枠3番からの発走。春は圧倒的なスピードを見せ、他の馬を相手にせず。退け続けたサリオスが毎日王冠で古馬を一蹴したことも、再度自らの力の証明となった。秋初戦の神戸新聞杯は中団からあっさり抜け出して、休み明けを難なくクリアした。敵は馬場コンディションになりそうだが、極端な馬場状態にもならなそう。追切でも順調さを示すだけに、２週連続となる無敗の３冠馬誕生が現実味を帯びてきた。

　ダービー2着のサリオスが別路線を選択したため、ダービー3着の3枠6番ヴェルトライゼンデが次点に浮上。熱発のアクシデントはあったものの神戸新聞杯で2着と力を示した。昨年の菊花賞馬ワールドプレミアの半弟の逆襲は果たして。春の二冠とは別路線を歩んだ6枠11番バビットは逃げて4連勝中と着実に力をつけてきた。

中の人注目は1枠2番のガロアクリーク。血統などから人気は落ちそうだが、春2冠はいずれも堂々の競馬を披露。内枠を引いた今回、流れにのって穴馬券の使者になれるか。