大阪杯の枠順が確定!
2021年4月2日 10:00大阪杯の枠順が確定!
3強の様相を呈する今年の大阪杯。昨年、牡馬3冠を達成したコントレイルは5枠7番から今季初戦を迎える。世紀の一戦となった前走のジャパンC。2着に敗れたが、前を行ったのが歴史的名牝アーモンドアイならば、もちろん評価を下げる必要はない。デビューからの連勝は7で止まったが、ここで強豪を撃破し現役最強を証明したい。ベストのイメージがある2000メートルなら、菊花賞やジャパンC以上のパフォーマンスが期待できるはずだ。
そのコントレイルに皐月賞とダービー2着に敗れたサリオスは捲土重来。2枠2番から"三度目の正直"を狙う。前走のマイルCSは5着に敗れたが決して力負けの印象はない。外枠にも泣いた形で、この枠なら改めて見直しも可能だ。初コンビとなる松山は絶好調をキープ。手綱さばきにも注目したい。
安田記念ではアーモンドアイを上回る末脚を披露し、前々走のスプリンターS、前走のマイルCSを素晴らしい脚で制したグランアレグリアは8枠12番から3階級制覇をもくろむ。牡馬牝馬の違いはあれど、ディープインパクト×母父pulpit系は、19年のこのレースの覇者アルアインと血統的に共通。マイル以下で戦ってきたが、馬体やレースぶりからも中距離はなんら問題ない。
以上の3強の構図だが、一角崩しの最右翼は負け知らずの6枠8番レイパパレだろう。兄に重賞2勝のシャイニングレイを持つ血統馬。無傷のディープインパクト産駒はそれだけで脅威だ。
中の人注目は4枠5番のペルシアンナイト。17年のマイルCS制覇の古豪は、18年の大阪杯で2着と実績はある。直近の成績は振るわないものの、人気ほど負けてはいない印象も。上位は強豪が揃うが、割って入れるか。