アンタレスSの枠順が確定!

2021年4月16日 10:30

 アンタレスSの枠順が確定!

 3年連続でアンタレスSに出走するアナザートゥルースは4枠7番に入った。過去2年の同レースでも1→2着に好走しており、この馬が人気の中心となるだろう。昨年は58キロを背負いながら、強豪馬相手にしぶとく粘った。今年2戦の重賞でも東海S2着→ダイオライト記念3着と抜群の安定感。7歳になっても衰えは皆無だ。兄サウンドトゥルーも7歳時にJBCクラシックを勝っており、血統的にもまだまだやれそう。

 ダート重賞5勝の実力馬グリムは3枠5番。長期休養明けの黒船賞(4着)を叩いて前進必至だ。19年の同レースではアナザートゥルースに半馬身屈したが、その時は57キロを背負っていた。56キロで出走の今年は逆転も期待できる。今年のマーチSの覇者レピアーウィットは2枠3番から重賞連勝を狙う。管理する堀師も「調教の反応が良くなって息遣いもいい」と状態に太鼓判を押した。

 中の人注目は8枠15番のケンシンコウ。印象的だったのは2走前の不良馬場で行われたレパードS。7番人気ながら道中でハナを奪うとそのまま後続を完封し、重賞初制覇を飾った。週末の関西地方は雨予報。脚抜きの良い馬場状態なら一発があってもおかしくない。

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