【浜田・東京本社ワンモアトライ】1日阪神11R 産駒の“最後の大物”か?ジェネティクスの進撃に期待

2021年5月1日 08:00

 天王山S。種牡馬として長きに渡り、ダート短距離界に君臨したサウスヴィグラスだが18年に急死。現3歳世代がラストクロップとなった。数少なくなった父の産駒で、今最も勢いのある1頭がジェネティクスだ。通算【5102】で掲示板外なしの堅実派。5勝は全て右回り6Fで、うち4勝が阪神という舞台巧者。オープン入り初戦の前走も、後続の追い上げを鼻差でしのいで逃げ切り巧者ぶりを見せつけた。母の父サクラバクシンオーという血統構成も6Fでの無類の強さの下支えとなっている。筋肉質の巨体で初の57キロに泣くとも思えない。父が砂重賞を6連勝したのは6~7歳時。まだまだ伸びる器で、ここは通過点。(10)から。

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