クイーンSの枠順が確定!
2021年7月30日 11:00 実績断然のマジックキャッスルは5枠6番に入った。3歳時にはオークス5着、秋華賞2着と世代トップレベルに君臨。4歳になり、愛知杯で重賞初制覇を決めると、前走もヴィクトリアマイルで2着とタイム差無しの3着と更なる成長を遂げている。今回はトップタイの斤量となる56キロと小回り函館替わりの克服が必須となる。
超良血のドナアトラエンテは5枠5番から重賞初制覇に挑む。新潟で行われた福島牝馬Sは前を行くディアンドルを捕まえきれずにタイム差無しの2着。それでも重賞戦線でメドを立てた脚が印象的だった。前走で連勝が止まったテルツェットは7枠9番に入った。こちらも良血牝馬。勢いのまま挑んだヴィクトリアマイルでは14着と跳ね返されたが、再出発にここを選んだ。ルメール起用で抜かりはない。
8枠11番シャムロックヒルは前走のマーメイドSで重賞初制覇。軽い斤量と枠を生かした逃げはお見事だった。ただ今回は洋芝実績があるとは言え、5キロ増は前走時490キロの馬格でも楽ではないはずだ。
中の人注目ウインマイティ―は6枠8番に入った。昨年のオークスでは3着に入ったが、メンタル面が足枷になって昨秋以降好走できていない。ただ陣営の努力もあって、調教でも他馬を気にする様子はなかった一報も伝わっている。ここは忘れな草賞でコンビを組んだデムーロと再コンビ。実績ある馬のカムバックに期待したい。