【浜田・東京本社ワンモアトライ】17日阪神10R 名牝の娘ジェラルディーナの飛躍に期待

2021年10月17日 08:00

 西宮S。秋華賞直前の3勝クラスと言えば、昨年は京都で大原Sとして行われた。秋華賞を賞金不足で除外となったレイパパレとクラヴェルが出走。見事にワン・スリーを決めた。レイパパレはその後も快進撃を続け、6戦無敗でG1大阪杯を制したのは記憶に新しい。今年も同様の除外組から3頭がエントリー。中でも期待したいのがジェラルディーナだ。母は牝馬3冠含むG17勝のジェンティルドンナ。父はG16勝のモーリス。良血の宿命で人気先行の歯がゆい競馬が続いたが、夏の小倉2戦は文句なしの快勝。いよいよ本格化の気配が漂ってきた。

 テンションが高く、現状では母ほどの距離の融通性は望めないが、ゆえに千八はベスト。ここを突破すれば、昨年のレイパパレのような出世街道に乗る期待が持てる。秋華賞はアパパネの子アカイトリノムスメに◎を打ったが、こちらも3冠牝馬の娘。ここで資金を増やして3冠つながりのG1へ。自己責任で“所得倍増”を目指す。(9)から。

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