東京スポーツ杯2歳Sの枠順が確定!

2021年11月19日 10:40

 今年からG2に昇格した出世レース「第26回東京スポーツ杯2歳S」。17年ワグネリアン、19年コントレイルと後のダービー馬がその才能の片りんを見せつけた舞台に、今年も素質馬12頭が集まった。

 新馬戦を6馬身差で快勝したイクイノックスは1枠1番に入った。その新馬戦で3着に下したサークルオブライフがアルテミスSを勝ったことから、この馬のポテンシャルに疑いようはない。偉大な父キタサンブラックに初の重賞タイトルを届けることができるか。

 活躍馬を数多く輩出している宝塚記念と同日の新馬戦を勝ったことで話題となったレッドベルアームは5枠5番。兄にレッドベルジュール、レッドベルオーブと2頭の重賞ウィナーを持つ逸材が約5か月ぶりのレースに臨む。成長した姿を見せつけたい。8枠12番のダンテスヴューも良血馬。JRAでデビューした兄姉12頭も全て勝ち星を挙げており、1歳上の半兄ヨーホーレイクは末脚を武器に今年のクラシック戦線で活躍した。ここを通過点にして来春、兄のリベンジに燃える。

 中の人注目は4枠4番のトーセンヴァンノ。初勝利をオープンクラスのコスモス賞で挙げた異色の経歴だが、前走の札幌2歳Sでは3着に好走。勝ち馬のジオグリフには離されたものの能力の高さを示した。これまで札幌と函館のみの出走だったため、広い東京への対応がカギとなる。青葉賞を制した父ヴァンキッシュランの血に期待したい。

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