中日新聞杯の枠順が確定!

2021年12月10日 10:30

 土曜の中京メインは波乱含みのハンディキャップ重賞「第57回中日新聞杯」。昨年の勝ち馬ボッケリーニは5枠10番に入った。近走は勝ち切れないレースが続いているものの、大敗はなく安定感は抜群。休み明けを叩かれて状態面での上積みも期待できる。昨年から2.5キロ増のトップハンデ57.5キロを背負うが、連覇への期待は十分だ。

 前走・アンドロメダSでボッケリーニを破っているラーゴムは7枠14番から。春のクラシック戦線では悔しい競馬が続いたものの、久々の勝利でこれからに目処がたった。きさらぎ賞を勝った舞台で、連勝を狙う。復活を期すキングオブコージは8枠16番。4歳を迎えた昨年は4連勝で目黒記念を制し、本格化をアピール。しかしその後、骨折によって長期の戦線離脱を余儀なくされた。約1年ぶりの復帰レースとなった前走・オールカマーは9着も、叩かれて状態は上向き。実力が出し切れれば勝ち負けか。

 中の人注目は1枠2番のショウナンバルディ。今年すでに9戦しているタフネスぶりで鳴尾記念2着、七夕賞3着など結果も出している。近走は使い詰めの影響か結果がふるっていないものの、3か月の休養明けとなる今回は狙い目だ。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム