日経新春杯の枠順が確定!

2022年1月14日 10:30

 主役は間違いなく2枠4番のステラヴェローチェ。強い現4歳世代のトップホースの1頭として挑んだ前走の有馬記念では4着。この馬らしいしぶとい末脚で古馬との初対戦を終えた。2022年初戦は3走前に神戸新聞杯を制した中京2200メートルが舞台。その時は道悪だったが、ダービー馬を下している実績は見逃せない。年度代表馬にも選ばれた同期エフフォーリアにリベンジするためにもここは落とせない一戦だ。

 ここ4戦、重賞でコンスタントに結果を出し続けているクラヴェルは1枠2番から。昨夏は軽量も味方に好走していたが、56キロを背負った前走のエリザベス女王杯3着は成長の証左と言える。先週重賞を制した横山典とのコンビも楽しみだ。6枠11番のショウナンバルディは前走の中日新聞杯で重賞初Vを飾った。斤量は2キロ増となるが、中京で3勝と舞台巧者である点は押さえておきたいポイントだ。

 中の人注目、2枠3番のマイネルウィルトスは前々走のアルゼンチン共和国杯でオーソリティの2着。3着フライライクバードとは今回もぶつかるが、勝ち馬の真後ろで絶好の競馬をした同馬に対して外で追走していたこちらの方がはるかに厳しい競馬。それでも着順はこちらが上ならば力は本物だ。前走は上り勝負に屈したが持久力問われる今回で変わり身を期待する。

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