【浜田・東京本社ワンモアトライ】5日中京10R 唯一の2勝馬ルージュラテールが決める

2022年2月5日 08:00

 エルフィンS。83年から行われており、オープン特別としては歴史の長いレース。古くはイソノルーブル、キョウエイマーチ。最近ではウオッカ、デアリングタクトなど、ここをステップにクラシックを制した牝馬は多い。

 今年は10頭立てだが、2勝しているのはルージュラテールのみ。対戦レベルも高い。初戦は2着だったが、首差の接戦だった勝ち馬はダノンスコーピオン。その後に萩Sを制し、朝日杯FSでも3着に好走している。未勝利V時の2着馬ソリタリオはシンザン記念2着。6着に敗れたアイビーSの勝ち馬は、朝日杯FSを制したドウデュース。そして前走で2着に下したサウンドビバーチェは、中山で菜の花賞を勝った。2勝の実績だけでなく、重賞級の牡馬と互角に戦ってきた実力は本物。オープンとはいえ相手は全て1勝馬。しかも牝馬同士。ここは経験値の違いを見せる。

 ちなみに半姉レッドランディーニは18年、レッドベレーザは19年に当レースに挑み、それぞれ3、8着に敗れた。一族のリベンジを果たす舞台でもある。(9)から。

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