桜花賞の枠順が確定!
2022年4月7日 14:30 チューリップ賞を制して挑むナミュールは8枠18番に入った。1番人気を背負った阪神JFでの出遅れが印象深いが、前走のチューリップ賞ではその課題を克服。鋭い末脚を披露して、重賞初制覇を飾った。下した相手は桜の舞台でも上位の人気を背負いそうなだけに、あの完勝ぶりならここも順当に勝ち負けだろう。
2歳女王サークルオブライフは8枠16番から。今年初戦のチューリップ賞ではナミュールの3着に敗北。が、牝馬王国・国枝厩舎の世代代表を担う逸材、師の「今回の方がはるかにいいと思うよ。前回は少しナーバスだったし、休み明けのイラついたところが抜けたような感じがする」との言葉通り、ひと叩きされて調子は上向いている。ナミュールとの再戦に燃える。
この2頭と未対戦のプレサージュリフト、ライラックはそれぞれ7枠14番、5枠10番に入った。プレサージュリフトは前走のクイーンCで見せた鋭い末脚が一流馬のそれ。キャリアは浅くても素質は引けを取らない。ライラックは京都2歳Sで敗れたものの、続くフェアリーSで快勝、立て直しに成功した。ここでも上位をにぎわせる存在になりそうだ。
中の人注目は2枠3番のアルーリングウェイ。2走前、牡馬相手の万両賞では後にシンザン記念を勝つマテンロウオリオンとタイム差なしの2着と健闘。その後牝馬限定のエルフィンSではマイルへの距離延長にも対応して完勝した。先行力が魅力で有力馬が後ろでけん制しあうなら押し切りのシーンも。