【浜田・東京本社ワンモアトライ】1日阪神10R 砂で開花したバトルクライがもう一丁

2022年5月1日 08:00

 端午S。バトルクライの近2戦は衝撃の連続。まず2走前。芝4戦未勝利で迎えた初ダート。あっさり先手を奪うと、4角先頭から直線独走。2着に10馬身差をつけた。勝ちタイム1分11秒9は同日同場のメイン、3勝クラス・伊賀Sの2着相当。3歳未勝利戦にありがちな派手な勝ちっぷりだが、時計の裏付けもちゃんとある。

 そして昇級の前走は外15番枠から後手に回り、終始、密集した馬群の外を回らされる形。かなりロスの大きい競馬だったが、直線に向くと他馬が止まったように見えるほど、あっさり抜け出し。2着に1馬身の着差以上の完勝だった。ダート短距離の適性とポテンシャルは、間違いなく世代トップレベル。前走の運びなら1F延長は全く問題ないだろう。V3濃厚だ。(8)から。

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