阪神JFの枠順が確定!

2022年12月9日 09:20

 ヒロイン候補ラヴェルは8枠18番に入った。前走勝利したアルテミスSは、昨年、一昨年の勝ち馬が次走で2歳女王に輝いた最重要ステップレース。出遅れて後方2番手からの競馬になったが、上がり3F33秒0の末脚はGⅠ馬の素質を十分に感じさせた。昨年は半姉ナミュールが4着に敗れた舞台。リベンジにも燃える。

 アルテミスSで2着のリバティアイランドは5枠9番に入った。前走は直線で他馬に囲まれ、追い出しを待たされたものの、極上の切れ味は大物のそれだった。馬体写真を見ても状態は良好。スムーズなら逆転も可能だ。ファンタジーSを逃げ切ったリバーラは6枠12番。非凡なスピードが武器で、展開のカギを握っている。1ハロンの延長がどうでるか。

 8枠17番ウンブライルは全兄にマイルCS覇者のステルヴィオがいる良血馬で、デビュー2連勝と底を見せていない。「かなり衝撃を受けた」とは追い切りを終えた横山武の言葉。期待が高まる。8枠16番ドゥーラ、1枠2番キタウイングは牡馬相手の札幌2歳S、新潟2歳Sを制してここへ。牝馬同士のここはもちろん上位候補だ。

 中の人注目は2枠4番のアロマデローサ。おなじみバラ一族の一頭でデビューから2連勝も前走のファンタジーSでは1番人気10着に敗れた。ただ素質は高く、人気急落なら面白い一頭。英の名手イーガンを鞍上に迎え、巻き返しに期待したい。

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