愛知杯の枠順が確定!

2023年1月13日 10:30

 波乱含みの牝馬限定ハンデ重賞「第60回愛知杯」。幅広い世代の実力馬が集まり上位混戦の模様。前走の天皇賞・秋で牡馬一線級を相手に7着と食い下がったマリアエレーナは2枠2番に入った。2走前の小倉記念では2着に5馬身差をつける圧勝で重賞初制覇。3着ジェラルディーナを寄せ付けなかったのだから、実力に疑う余地はない。

 昨年の覇者ルビーカサブランカは6枠10番から連覇を狙う。中京2000メートルは【2・1・1・1】と得意舞台で、全5勝うち4勝が12・1月と冬場もあっている。昨年の52キロから3キロ増えるハンデを跳ねのけられるかがポイントとなりそうだ。中京で行われた21年のローズSを制したアンドヴァラナウトは5枠8番。前走のエリザベス女王杯は道悪に苦しみ17着。勝手知ったる舞台で復権を期す。

 中の人注目は6枠11番のルージュエヴァイユ。オークスで6着の後、自己条件で2連勝してオープン入り。キャリア6戦すべて上がり3F最速または次点と末脚が生きる展開になれば一発あってもおかしくない。オークスで先着した2枠3番のアートハウスより1キロ軽い54キロのハンデも魅力だ。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム