全3勝を府中で挙げるダノンエアズロックは8枠17番に入った。一昨年のアイビーSでは、のちにGⅠ2勝を挙げるレガレイラに勝利している素質馬。昨年プリンシパルS以降は白星がないが、相当のポテンシャルを持っていることは間違いない。1番人気に支持された前走のチャレンジC結果は7着だったが、京都内回りの舞台に適性がなかったか。重賞初Vは府中の舞台で決める。

　1枠2番に入ったシュトラウスも有力候補の一頭。激しい気性を持つが、2歳時には東スポ杯2歳Sを制すなどポテンシャルは高い。キャリアを重ね前走の白富士Sは、一気の距離延長にも対応。重賞2勝目の場面も想像ができる。

　去勢明けの2走前洛陽Sで2着、前走の大阪城S1着と勢いのるデビットバローズは7枠14番から重賞獲りに挑む。
陣営も前走は「圧巻の勝ち方」と評価。「中間の雰囲気もめちゃくちゃいい」と期待も高い。

　中の人注目は4枠8番に入ったクルゼイロドスル。ここ2戦は内枠有利の中日新聞杯、中山記念でともに外枠と運がない。ただ4走前は関越SをレコードV。侮れない一頭だ。