チューリップ賞の枠順が確定!

2023年3月3日 10:30

 一昨年にエリザベスタワー、昨年はナミュールでこのレースを制している高野師が送り込む、ダルエスサラームは3枠5番に入った。前走は1400メートルのリステッド競走・紅梅Sを勝利しているが、初勝利は阪神マイルの舞台で挙げており、コース替わりは問題なしだ。

 デビューから全て上がり3F最速を記録しているドゥーラは4枠8番から。前走の阪神JFは、クラシック候補生たちに交じってきっちりと脚を使い6着。改めて実力を見せた。その後は放牧を挟み、心身が成長。「前回よりもいい」と陣営の期待も高い。

 1枠2番に入ったキタウイングは新潟2歳S、フェアリーSとすでに重賞2勝を挙げており、実績は屈指。同じ舞台の阪神JFは好位で運び14着に敗れたが、重賞2勝はいずれも後方待機から上り最速の脚で勝ち切っている。脚がたまれば面白い。8枠17番に入ったペリファーニアはGⅠ3勝のエフフォーリアの半妹という良血馬。有馬記念デーの中山でデビューVを飾ったが、2コーナーで接触があるなど字面以上の完勝だっただけにここでも楽しみな存在だ。

 中の人注目ルミノメテオールは2枠3番から。現在、デビューから無傷の2連勝。前走は最後の直線での追い出しが遅れたものの一瞬の加速には見どころがあった。阪神の舞台でも末脚さく裂。

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