５枠６番に入ったサトノグランツが主役候補。名門・友道厩舎の良血馬は安定したスタートから好位での立ち回りが光り未勝利、ゆきやなぎ賞と連勝中だ。「まだ体に緩さが残る」というが素質は高い。ダービー出走へ重要な一戦を迎える。

　ハーツクライ産駒ダノントルネードは６枠７番から。初戦では皐月賞にも出走したシャザーンを退け新馬V。前走もフリームファクシの2着とこの世代の強豪たちと渡り歩いてきた実績がある。

　京成杯でソールオリエンスの2着があるオメガリッチマンは１枠１番に入った。前走の毎日杯では６着も、再度距離を延ばして前進を見せられるか。そのオメガリッチマンに毎日杯で先着しているドットクルーは３枠３番から。今年4戦目となるが笹田師は「状態はもう一段階、上がった感じがする」と状態の良さをアピールしている。

　中の人注目マイネルラウレアは２枠２番に入った。アクシデントや筋肉痛で順調さを欠いた前走の皐月賞は良さを出せずに敗戦。パドックでは多少余裕も見受けられ、手綱を取った戸崎も「トモに良化の余地あり」とのジャッジ下している。一度叩いてのここで狙いたい。