日本ダービーの枠順が確定!
2023年5月25日 14:30 衝撃的なレース内容で無敗の皐月賞馬に輝いたソールオリエンスは3枠5番に入った。展開が向いたとはいえ、混戦ムードの皐月賞を4角17番手から直線一気。圧倒的なパフォーマンスで一躍スターダムに躍り出た。2冠がかかるダービー。手塚師は「上積みしかない」と胸を張る。馬体写真でも上昇が見て取れ、稽古でも素晴らしい動きを披露。究極仕上げで他陣営に付け入る隙は与えない。
同じくキタサンブラック産駒の青葉賞馬スキルヴィングは、1枠2番から皐月賞馬との初対戦に臨む。皐月賞には目もくれずにダービー一本。鬼門と言われる青葉賞からのローテを選択したが、その勝ちっぷりからは期待感が高まる。手綱を取るルメールが「G1ホース」とほれ込む才能。ここでも大仕事の予感が漂う。
レーンと新コンビを組むタスティエーラは6枠12番に入った。皐月賞2着。勝ち馬の脚に屈した形も、先行馬壊滅の流れをはねのけ勝ち取った銀メダルだった。逆転を狙う一戦、期待に応えるように馬は心身ともに成長している。7枠14番ファントムシーフは新コンビに武豊を迎え、極限の仕上げで臨む。1冠目は落鉄のアクシデントにも見舞われたが、それでいて3着。まだ勝負付けは済んでいない。共同通信杯での勝利があるように、東京替わりはプラス。昨年のダービージョッキーが連覇を狙っている。
中の人注目シャザーンは5枠10番に入った。直線で手前を何度も変えるなど、能力全開とはいかなかった皐月賞だが、それで6着なら能力は相当に高い。すみれSで見せた末脚が、広い東京コースに替わってより生きてくる。