目黒記念の枠順が確定!

2023年5月26日 10:30

 昨年の覇者ボッケリーニの回避で、混戦模様が強まった目黒記念。主役候補の4歳牝馬サリエラは8枠16番に入った。全姉にサラキア、半兄にサリオスを持つ良血馬は、年明けの白富士Sを制しデビュー以来パーフェクト連対を維持。そのすべてで上がり最速を記録するなど切れ味が大きな魅力だ。重賞初制覇なるか、注目が集まる。

 3枠6番に入った4歳馬プラダリアは昨年の青葉賞を勝ち、ダービーでも5着に健闘。高い東京適性を誇る。加えて、今年は日経新春杯、京都記念とハイレベルな相手にいずれも3着。充実光る4歳馬が2つ目のタイトルを狙う。前走格上挑戦ながら大阪―ハンブルクCを快勝したアーティットは6枠11番。「底を見せていない。(前走は)完勝の内容」と友道師の評価は高い。勢いに乗って重賞初Vを目指す。

 中の人注目は1枠1番に入ったゼッフィーロ。初のオープン挑戦となった前走は、スタートでバランスを崩し、スローペースかつ縦長の隊列を後方から。それでも追いこんで勝ち馬とタイム差なしの3着だから力を見せた。今回は川田を起用し内枠もゲット。スタートが決まればここでも好走可能だ。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム