安田記念の枠順が確定!

2023年6月2日 09:20

 昨年の覇者で、今年はヴィクトリアマイルを制して臨むソングラインは8枠18番に入った。その前走は近走のうっ憤を晴らレースだった。大胆に中間の調教パターンを変更すると、これが奏功。きゅう舎一丸でつかみ取ったGⅠ2勝目だった。今回も引き続き順調で、林師と戸崎がともに上昇を伝えている。連覇達成なら08&09年ウオッカ以来の快挙となる。

 7枠14番に入ったシュネルマイスターは一昨年3着、昨年2着とこのレース制覇にあと一歩届いてない。ただ吉兆はある。前走マイラーズCで約1年半ぶりの白星を挙げ、完全復調をアピール。「昨年はドバイの疲れが残っている感じがあったし、今年の方がいい」と手塚師も太鼓判を押す。GⅠ初制覇を飾った東京マイルの舞台で、再び輝きを放つ。

 2枠3番ジャックドールは前走の大阪杯で鮮やかな逃走劇。念願のGⅠ初制覇を飾った。今回はキャリア初となるマイルがポイント。加えて強力メンバーがそろい、容易な2階級制覇とはならないだろう。それでも最強マイラーとして鳴らした父モーリスの血が騒ぐ。

 昨秋のマイルCSを制し、秋春マイルGⅠ連覇を狙うセリフォスは2枠4番、GⅠ3勝を含み、マイル戦ではいまだ馬券圏外のない白毛馬ソダシは3枠5番、NHKマイルCを制した3歳馬シャンパンカラーは5枠9番に入った。

 中の人注目イルーシヴパンサーは6枠11番。昨年は1番人気も、このレースとしてはペースが落ち着き気味だったこともあり、自慢の末脚が前を捉えることはなかった。ただ今年は人気急落が濃厚。馬券には組み込んでおきたい。

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