新潟2歳Sの枠順が確定!

2023年8月25日 10:30

 ハープスター、セリフォスなど後のGⅠ馬も輩出したスターホースの登竜門「第43回新潟2歳S」。伯父に米GⅠ4勝アロゲートがいるルージュスタニングは4枠4番に入った。中京新馬戦ではきっちり折り合って3番手追走、直線では上がり3F最速タイの34秒3の脚で快勝した。目標とする阪神JF(12月10日、阪神)へ、ここは負けられない一戦となる。

 8枠12番のアスコリピチェーノの切れ味も魅力的だ。東京新馬戦では上がり3F33秒3の鬼脚を繰り出し、後続に2馬身半差つけ快勝した。新潟2歳Sは上がり3F最速馬が過去10年7勝。適性ぴったりの舞台で無敗のタイトル制覇に挑む。馬名が話題となったヒヒーンは7枠10番から。6月のデビュー戦は5番人気の伏兵ながら2番手から抜け出してV。コンビを組む酒井も「中間の追い切りで改めて走る馬だなという感触をつかめた」と素質を認める。須貝厩舎は新潟Vで全10場重賞制覇となるだけに、かかる期待も大きい。

 中の人注目は3枠3番のエンヤラヴフェイス。中京新馬戦では一番人気に応えて5馬身差V。最終追いでまたがった菱田は「やればナンボでも動く感じ」と好感触を伝えた。父エイシンヒカリに初のJRA重賞制覇を届けるチャンス到来だ。

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