飛躍を期す4歳牝馬ナミュールは５枠６番に入った。３歳春にはＧⅡチューリップ賞を制覇、今年2月の東京新聞杯でも2着などマイルは実績十分。今春は結果が出なかったものの、鞍上にモレイラを迎え期待感は高まる。

　４枠４番に入ったソーヴァリアントはキャリアで初めてのマイル参戦、大竹師は「切れ味があるのでマイルには対応できるはず」と期待を寄せる。前走・札幌記念３着など能力を疑う余地はない。８枠１２番ステラヴェローチェは21年世代のクラシックを沸かせた実績馬。故障明けも稽古では軽快な動き。マイルも実績があり侮れない。

　中の人注目は７枠９番に入ったレッドモンレーヴ。京王杯スプリングCでの勝利が印象的で、前走の安田記念でも強敵相手に6着と能力は高い。蝦名正師も「東京マイルは最も走り慣れている舞台」と太鼓判を押す。