エリザベス女王杯の枠順が確定!

2023年11月10日 09:20

 19年以来、京都競馬場での開催となるエリザベス女王杯。連覇を狙うジェラルディーナは4枠7番に入った。メンバー唯一のGⅠ馬は、6月の宝塚記念で4着。前走のオールカマーは6着も外を回る苦しい競馬ながら最後の伸びは目を引いた。「1度使って確実に良くなっています」と陣営は上昇ムードを強調。心強いムーアの騎乗も決まり、連覇に向け万全の状態で挑む。

 1枠1番ブレイディヴェーグはデビューから4走すべて上がり最速。今回もコンビを組むルメールが「G1級の素晴らしいポテンシャルを持っている」と絶賛した素材で、重賞未勝利ながらここでも人気が予想される。牝馬3冠全てで掲示板入りしたハーパーは2枠3番から古馬初対戦に挑む。3冠牝馬に阻まれたものの桜花賞4着、オークス2着、秋華賞3着は立派な実績。今回は距離延長に加え、広いコースに替わることも好材料と言えそうだ。

 中の人は7枠13番に入ったサリエラに注目する。近2走は牡馬相手の重賞で苦汁をなめたもののGⅠ制覇をしても不思議がない馬。「G1でメンバーはそろいますが、持てる力を発揮できれば遜色ない」と管理する国枝師も自信をもって送り出す。

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