4年ぶりに小倉で開催される牝馬ハンデ重賞「第61回愛知杯」。条件戦を連勝してオープン入りを決めたミッキーゴージャスは7枠12番に入った。母にＧⅠ・２勝ミッキークイーンを持つ良血。当舞台は新馬戦で5馬身差の圧勝しており、オークス（14着）以来の重賞挑戦でも期待は十分だ。

　2枠2番のコスタボニータは昨年の阪神牝馬SとクイーンＳでともに3着と重賞でも好走。トップハンデタイの55キロ、初の2000メートルをこなせるかが鍵となりそうだ。7枠11番のセントカメリアは半兄に豪GⅠ馬アドマイヤラクティを持つ良血。オープン入りを決めた前走は上がり3F最速の剛脚で快勝。勢いそのままに重賞獲りを狙う。

　中の人注目は3枠4番のウインピクシス。昨年1月に小倉開幕週のレースを勝っており、当舞台はフィットしそうだ。昨年のクイーンS2着や福島記念4着など重賞で能力が通用することは証明済み。ここで一発があってもおかしくない。