新馬、ひいらぎ賞と中山マイルでデビュー２連勝中のシックスペンスは４枠４番から重賞制覇に挑む。父キズナに、母が米ＧⅠ勝ち馬という良血馬で、ポテンシャルに違わぬ走りをここまで披露している。最終追い後には国枝師が「完璧だね」とコメントを残し、状態をアピール。「延びて良さそう」とも口にしており、パフォーマンスの良化に期待だ。

　６枠６番に入ったペッレグリーニは東京で連勝中。先行力と持続性のある末脚が武器で、前走のセントポーリア賞では2番手から抜け出す好内容の勝利だった。中山替わりは問題なさそうだ。１枠１番の関西馬ジュンゴールドは巻き返しに燃える。デビュー２連勝は圧巻だったが、前走の京成杯は１番人気を裏切り大敗。「装鞍所でテンションが高くなり競馬でモロに響いた」と友道師。パドックでの落ち着きには注意を払いたい。

　中の人注目は２枠２番に入ったルカランフィースト。母ゴージャスランチは４勝を挙げた活躍馬で、鹿戸師は「相手は強くなるがここでも楽しみ」とポテンシャルを高く評価している。前走Vで見せた脚は見逃せない。