スポニチの田井が6日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演した。12日に行われるGⅠヴィクトリアマイル出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説。序盤のペースが緩みやすく、中距離馬寄りの馬を狙い目に挙げ、複数ピックアップした中からモリアーナを1頭目に取り上げた。

　「背中が短くマイラー寄りの体型」と、同馬は母父ダイワメジャーの骨格が色濃いと解説した田井。「一瞬の切れ味で勝負するタイプと思いきや、胸が深く、心肺機能が高いため持続力にも優れている」と馬体から持ち味を見抜いた。また、５着→４着→３着の近走着順通り、「筋肉の張りも走るごとに良化」と太鼓判を押すと、「立ち姿勢にも今までになかったメリハリが見られ、心身の充実がうかがえる」と状態の良さをアピールした。

　昨年５月のNHKマイルC以来となる東京コースも、「『左回りの方が走りはスムーズ』と武藤師が常々話している通り、問題なし」と意に介さなかった田井は、「悲願のGIタイトル獲得の大チャンス」と期待を寄せた。田井の最終的な印はスポニチ競馬Webで金曜日の18時30分ごろに先行公開される。