宝塚記念の枠順が確定!

2024年6月20日 14:35

 ファン投票1位、グランプリ連覇に挑むドウデュースは4枠4番に入った。不完全燃焼となった前走・ドバイターフの雪辱に燃える一戦。調整過程はすこぶる順調で、1週前にコンタクトを取った武豊に「乗っていて楽しくなるというか、あきれるくらいいい動き」と言わしめた。京都開催の宝塚記念は鞍上がディープインパクトで勝利した06年以来。「ディープの時も勝たなければいけない立場で結果を出せたので、今回もそういう気持ち」と気合は十分だ。

 現役トップホースの一頭ジャスティンパレスは2枠2番から。昨年は天皇賞・春での優勝を皮切りに、宝塚記念で3着、天皇賞・秋で2着、有馬記念で4着と一線級で牙を研いできた。今年初戦のドバイSC4着を挟み、ここが国内復帰戦。コンビ実績4戦4勝のルメールの手綱が心強い。

 前走の大阪杯でGⅠ馬の仲間入りを果たしたベラジオオペラは3枠3番に入った。上村師は「どこからでも競馬はできる」と操縦性の高さを改めて強調。「大阪杯よりグンと上がってきている」と状態にも太鼓判を押す。1枠1番シュトルーヴェは日経賞、目黒記念と重賞連勝中の勢いがある。19年にこのレースを制したレーンの起用は楽しみだが、体重が一戦ごとに減っており当日のパドックに要注意だ。

 中の人注目はグランプリ男・池添とコンビを組むプラダリア。5枠7番に入った。京都は昨年の京都大賞典、今年2月の京都記念と重賞2勝。やや距離不足に映った前走・大阪杯6着からの巻き返しに期待だ。

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