3歳馬ボンドガールは1枠1番から重賞初制覇を狙う。前走のGⅠNHKマイルCは絶好の手応えで直線に向くも勝負どころで不利を受け17着に敗れた。決して力負けではない中、今回はメンバー最軽量タイの51キロだから期待は高まる。6年ぶりに51キロで騎乗するレジェンド武豊の手綱さばきに注目だ。

　8枠13番ドゥアイズは前走のGⅠヴィクトリアMで強豪馬たちを相手に4着、重賞未勝利ながら能力は高い。デビュー戦から3戦連続で札幌芝1800メートルを使われ、1→2→2着とオール連対。洋芝適性が高いだけに、ここで重賞初制覇があっても。

　昨年、NHKマイルC2着ウンブライルは2枠2番から。全兄にはGⅠ馬ステルヴィオがおり、高い潜在能力秘めるが、この馬もいまだ重賞制覇には届いていない。全2勝をともに挙げるルメールとの再コンビで重賞タイトル奪取に燃える。

　中の人注目イフェイオンは3枠3番に入った。マイルで2勝を挙げているが、距離は伸びても問題なさそう。近2走のGⅠでは結果が出なかったものの、52キロは大きな魅力。仕切り直しの一戦で重賞2勝目を狙う。