【浜田の公式“券”解】28日新潟7R テイエムスパーダの一変に期待

2024年7月28日 08:00

 アイビスSD。過去10年牝馬が7勝と「夏は牝馬」の格言を地で行くレースだ。今年も魅力的な牝馬が多数エントリーしてきたが、スピード比べなら引けを取らないのがテイエムスパーダ。48キロの軽量だったとはいえ、2年前のCBC賞でマークした1分5秒8は、今も破られぬ芝千二のJRAレコード。5歳20戦目にして初の千直だが、いつかはこの舞台で見たいと思っていた。

 4戦続けて2桁着順だが、うち2戦はG1。だが、昨年のセントウルSも前走13着から巻き返してのV。大敗を続けていても、条件が整えば突然激走するタイプ。

 父レッドスパーダは前走17着から14年京王杯SCを10番人気でV。母の父アドマイヤコジーンは前走12着から02年東京新聞杯を10番人気でV。凡走で人気を落としての復活Vは、この配合のお家芸なのかもしれない。絶好の17番枠から逃走あるのみ。

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