エリザベス女王杯の枠順が確定!
2024年11月8日 09:20 メンバー唯一の3歳馬、GⅠ2勝目を狙うレガレイラは4枠7番に入った。春は皐月賞6着、ダービー5着と牡馬相手のクラシックを健闘。研鑽を積んだ。ただ秋初戦のローズSは行き脚がつかず、まさかの5着。それでも一度使われ、陣営は「休み明けの前走よりいい状態」とコメント。課題のスタートが決まれば、2度目の美酒を味わう姿が見られそうだ。
4枠8番に入ったシンリョクカは前走の新潟記念で重賞初制覇。2番手から長く脚を使い、ゴール前の激戦を鼻差で制してみせた。昨年はこのレース9着。充実期に入った今年は「とてもいい形で最終追い切りをできた」とする陣営の言葉も頼もしい。
前走・府中牝馬Sで2着に好走したシンティレーションは6枠12番から。中3週、初の2200メートル、長距離輸送と課題は多いものの「エンジンと体のバランスも良くなってきた」と陣営の言葉には自信がにじむ。22年秋華賞馬スタニングローズは6枠11番。近走の着順こそ振るわないが上位に食い込むだけの地力はある。2年前にこのレースを制したC・デムーロが導くか。
中の人注目は7枠14番に入ったハーパー。前走の府中牝馬Sでは馬体重がプラス20キロだったものの、陣営は「体が戻ったもの」とし、敗因を「気持ちの問題」に求めた。中間はブリンカーを使うなど調整に余念がない。名手武豊の手綱さばきに期待したい。