さあ、阪神ＪＦ。いやぁ、難しすぎるメンバー。

　本命は（１）ビップデイジー。父サトノダイヤモンド、母父キングカメハメハは一昨年の阪神ＪＦ２着馬シンリョクカと同じ血統。ハイペース、スローペースで２勝と器用な馬。１６００メートルの経験も、京都芝の経験も、牡馬を負かしている点もプラス材料。１枠１番でポジション取りは鍵になるが、外よりはマシ。上積みがあれば、この相手でも面白い。

　対抗は（１３）コートアリシアン。スタート、折り合いと課題が多い馬ではあるが、２戦とも強い内容。今の京都の馬場は難しい面があるが、能力はここでも上位。折り合えれば勝ち負けできる。３番手に（９）ショウナンザナドゥ。アルテミスＳは３着でも枠とポジションの差で２着とは頭差。上がり３Ｆは１着ブラウンラチェットより速い。ここを目標に完璧な仕上げ。逆転がある。

　他では、やはりキズナ産駒が１、２、３着のアルテミスＳ組は普通に強い。（１０）ブラウンラチェットはセンス抜群。馬体が減っているのが気になるくらい。あっさり勝っても不思議ではない。（７）ミストレスも展開次第で残り目あり、再びキズナ馬券の可能性も。穴なら（３）ダンツエランも面白い。スタートがいいし、マイルに戻りどんなレースをするか。大外はマイナスの（１８）ミーントゥビーも、この人気ならマイルでも買いたい。

　（２）テリオスララは距離短縮でどんなレースをするかだが、好枠を生かせれば一発があっても。（１２）アルマヴェローチェも仕上がりが良く狙いたい。問題の（１７）メイデイレディは未知数だが、化け物の可能性もある。デットーリ騎手の騎乗にも注目だ。

　馬券は３連単２頭軸マルチ（１）―（９）―（２）（３）（４）（７）（８）（１０）（１１）（１２）（１３）（１４）（１５）（１７）（１８）、（１）―（１３）―（２）（３）（４）（７）（８）（１０）（１１）（１２）（１４）（１５）（１７）（１８）を各３００円の計４万５０００円勝負！よろしくちゃーん！

　◇じゃい　１９７２年（昭４７）３月２０日生まれ、神奈川県出身の５２歳。お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ役。ネタ作りも担当。２２年８月２１日のＷＩＮ５で９３７０万６７１０円の超高額配当を的中させた最強ギャンブラー芸人。「勝てる馬券の買い方」（出版社・ガイドワークス）など著書も多数。