朝日杯FSの枠順が確定!

2024年12月13日 09:20

 デビュー2連勝中アルテヴェローチェは4枠8番に入った。7月の新馬戦後、武豊に「大物感がある」と言わしめた逸材。前走サウジアラビアRCでは、その期待に応えるようにやや重の芝を大外から伸びて快勝して見せた。陣営、鞍上ともに「外回りは良い」と異口同音。先週、2歳牝馬チャンプに輝いたヴェローチェ軍団の勢いで、2歳マイル王の座も射止める。

 6枠12番パンジャタワーは京王杯2歳Sの覇者で、こちらも2戦2勝の無敗馬。前走は東京の長い直線で坂を上がってからひと伸び、前を捉え切ってみせた。「あの内容なら」と陣営も期待する好内容。1F延長が鍵となるが、「練習通りに走れれば」と胸を張る。

 新潟2歳Sの覇者トータルクラリティは5枠10番から。前走新潟2歳Sは2着馬にいったん前に出られたが、内から盛り返してV。勝負根性が光っている。前走の黄菊賞を圧勝したミュージアムマイルは2枠4番。新馬3着以来のマイル起用。陣営が課題に挙げる「ゲート」をクリアできれば面白い一頭だ。

 中の人注目は6枠11番ニタモノドウシ。ムーアが騎乗する無敗馬で、前走のクローバー賞は後続に2馬身差をつける快勝だった。初のマイルも、「折り合い面に問題はない」と陣営は意に介していない。

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