武豊騎乗、重賞初制覇を狙うドゥアイズは8枠15番に入った。休養明けの前走ターコイズSは好位から競馬を組み立て3着。初コースでも難なく対応して見せた。今回も初めてとなる中京だが、中間の動きも良く、「この馬はずっと状態が安定している」と庄野師は充実した表情。「どこかでタイトルを獲らせたい」と期待をかける。

　5枠9番シャドウフューリーは昇級2戦目の前走リゲルSでオープン初勝利を飾った。レースセンスの良さが魅力で、初めての重賞挑戦でも大崩れは考えにくい。3勝クラス、キャピタルSを連勝中のウォーターリヒトは8枠16番から。いずれもメンバー最速の上がりで差し切るなど、末脚が武器。3月に定年引退を迎える河内洋師も「結果出したい」と気合十分だ。

　中の人は4枠7番サクラトゥジュールに注目する。昨年は中山金杯に出走も今年はこちらへ。昨年2月に東京新聞杯を制したキングとの再コンビで重賞2勝目を狙う。