スポニチの田井が27日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演した。今回は2日に東京競馬場で行われる根岸S出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説。GⅠフェブラリーSの前哨戦の一つに数えられる同レースの傾向を「前崩れからの差し決着になる年がほとんど」と分析すると、「ある程度遊びがある馬体が理想的」と馬体のポイントを挙げた。

　田井は複数の名前を出しつつも、昨年のこのレースで2着、今回初タイトルを狙うアームズレインにまず注目。「長い四肢など馬体の作りに余裕がある」「ライバルより馬体写真を大きく見せる」と先に挙げたポイントに合致している点に好感を示した。「冬場でも良好な毛ヅヤを保つタイプ」と語ると、「そういった馬は他馬が状態を落としやすい冬場に好成績を残しやすい」と付け加えた。

　さらに「中間もしっかり乗り込まれたことで、前後躯ともに筋肉の立体感が素晴らしい」と仕上がりを絶賛。「特に胸前の筋肉群」に充実を感じ取ると、「パワーを要する冬場のダートでも、力強く掻き込んで推進力を生み出すことができる」と解説した。同馬は中間の稽古でも極上の動き。「昨年を超える結果がイメージできる絶品の仕上がりです」と期待を込めた。田井の最終的な印はスポニチ競馬Webで金曜日18時30分ごろに先行公開される。