【天皇賞・春】田井「春の天皇盾を手にするにふさわしい馬体写真」歴史的名馬と重なる好馬体の持ち主とは?

2025年4月30日 12:30

【天皇賞・春】田井絶賛のヘデントール

 スポニチの田井が28日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。5月4日に京都競馬場で行われるG1天皇賞・春出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。「長い距離に適した体か」「長い距離を走る心身にあるか」をテーマにし、複数頭をピックアップ。中でも、ダイヤモンドSを制して挑むヘデントールを一頭目に取り挙げた。

 同馬のステイヤー資質を感じる点として4点に着目。1点目に挙げた胸には「どれだけ大きな心肺を収納しているのか想像も付かない」と感嘆の声を漏らすと、「馬体の大きさに対して、胸がこれだけ深かった馬はゴールドシップとフィエールマン」と歴史的ステイヤー2頭を挙げ、ヘデントールを高く評価した。

 2、3点目は腹袋と後肢。内臓面の強さを示す腹袋は、母父ステイゴールド由来の「立派な腹袋」とし、ルーラーシップ産駒らしい長い後肢には「一完歩の距離を延ばすことができ、長距離戦では当然有利に戦うことができる」と解説を加えた。

 4点目は「聡明な顔つき」。「穏やかな精神状態で調教に取り組めている」とジャッジし、「道中の折り合いが勝負を分けるマラソンレースにおいて、メンタル面の充実は大きな武器」と太鼓判を押すと、「春の天皇盾を手にするにふさわしい馬体写真」と総括した。田井の最終的な印はレース前日までにスポニチ競馬Webで先行公開される。

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