府中牝馬Sの枠順確定!

2025年6月20日 10:30

 春の東京開催を締めくくる府中牝馬Sの枠順が20日、確定した。昨年まで秋の東京開催だったが、昨年までのマーメイドSの条件を引き継ぐ形で夏のハンデG3にリニューアル。
 
 中心を担うラヴァンダは8枠14番。2走前の阪神牝馬Sは勝ち馬からタイム差なしの3着に好走。格上挑戦だが稽古の動きは超抜。陣営は「東京が一番向いているのでは」と期待は大きい。
 
 初タイトルを狙うセキトバイーストは7枠12番。24年チューリップ賞2着、ローズS3着と牝馬限定重賞での実績がある。前走の都大路Sを好内容で制し、最終追い切りも自己ベストを計時し動きは絶好。勢いそのままに重賞初タイトルを狙う。
 
 東京で抜群の切れ味を発揮するカニキュルは8枠13番。休み明けを叩かれて動きが良化。素質馬がその能力を重賞の舞台で発揮する。

 中の人注目は前走福島牝馬S3着に好走したフィールシンパシーで3枠4番。年明けから使われ続けて、今年4走目。キレるタイプではないが、春の東京開催最終日の馬場でしぶとく残る。

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