凱旋門賞制覇へ絶好ステイゴールド系宝塚Vタバル
2026年6月17日 05:30
JRA上半期G1シリーズのクライマックス、宝塚記念は、天をも味方につけたメイショウタバルがクロワデュノールの史上初の春古馬3冠を阻止。返し技というべき史上初の「同一G1父子連覇」を達成した。
競走馬として同一G1を連覇した馬は少なくないが、ゴールドシップ以前に当該G1の勝ち馬を出した種牡馬は有馬記念連覇(84、85年)のシンボリルドルフ、マイルチャンピオンシップ連覇(06、07年)のダイワメジャーしかいなかった。前者の産駒トウカイテイオーは2度目の挑戦で優勝した93年有馬記念が結果的なラストランで、過去に「同一G1父子連覇」に挑んだのは後者の産駒である22年マイルチャンピオンシップの覇者セリフォスのみ。23年8着に終わったセリフォスは、24年に再度2勝目に挑み、6着に敗れている。ちなみに今年の天皇賞・春を制したクロワデュノールには来年、3頭目のチャレンジャーとなる資格があるのだが、いずれにしてもゴールドシップ&メイショウタバル父子の“ダブル連覇”が歴史的快挙であることに変わりはないだろう。
鞍上の名手が参戦を宣言した凱旋門賞は、かつてナカヤマフェスタとオルフェーヴルが勝利寸前まで迫り、ドリームジャーニーの娘スルーセブンシーズが4着に健闘したステイゴールド系宝塚記念優勝馬の要衝的タイトル。父子合わせて“4勝”というメイショウタバルは、悲願達成の切り札ともいえる。今年こそ、の期待をせずにはいられない。(サラブレッド血統センター)