秋華賞の枠順が確定!
2025年10月17日 09:20 牝馬3冠最終戦「第30回秋華賞」(京都、19日)の枠順が17日、確定した。
オークスとの2冠制覇を狙うカムニャックは8枠17番に入った。夏を休養に充て、前走ローズSの走りは、まさに女王の貫録。直線入口で強烈な不利を受けるなど、タフな一戦だったが勝利で飾ってみせた。友道師は「明らかに前走ローズSの追い切りより今回の方が良い」と順調ぶりを強調。2冠に向け視界は良好だ。
6枠11番に入った桜花賞馬エンブロイダリーの巻き返しも見逃せない。オークスは9着に敗れたものの、3連勝で制した桜花賞は圧巻の強さだった。距離不安もささやかれるが、「京都内回りはトリッキー。いいポジションを取れれば、内回りは合う」とルメールが頼もしい。ラスト1冠で反撃に燃える。
東の重要ステップレース紫苑Sを制したケリフレッドアスクは3枠6番。展開に恵まれた印象も、先行力をフルに生かして押し切って見せた。京都内回りは格好の舞台、G1初挑戦の西塚に注目だ。紫苑S2着のジョスランは2枠3番から。全兄はG13勝エフフォーリアで、秘めたる能力は一級品。好メンバー相手でも好走に期待が懸かる。
中の人注目は5枠10番に入ったエリカエクスプレス。桜花賞で1番人気に支持された好素材だが、春は結果を出せなかった。古馬相手の京成杯AH11着からの参戦。鞍上・武豊がいかにも不気味だ。