【菊花賞】田井がライトトラックに太鼓判!父譲りの“柔らかさ”武器に波乱の主役だ
2025年10月22日 12:00 スポニチの田井が20日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。26日に京都競馬場で行われるG1菊花賞(芝3000メートル)の出走馬の中から、馬体や状態が大きく変化した好走期待馬を複数頭挙げ、解説した。田井はまず、「スタミナに富む体型が第一」と前置きした上で、「世代限定戦だけに、底力に差があれば距離適性外でも馬券内に好走可能」と分析。神戸新聞杯5着から臨むライトトラックを1番手に挙げた。
注目したのは、菊花賞を制した父キタサンブラック譲りの“柔らかさ”。「馬格はそれほど大きくないが、歩幅が広く、動けば馬体重以上に大きく見せる」と印象を語った。京都開催に戻った直近2年は「胴長ではないが柔軟性に優れた馬」が勝利しており、この点での「レース適性はかなり高い」と太鼓判を押した。
さらに、「半腱半膜様筋、大腿二頭筋がこれでもかというほどに彫れている」と、無駄肉のない臀部を評価。「長距離を走るにはうってつけの筋肉の付き方」とし、スタミナ勝負への適性を高く見た。
前走・神戸新聞杯は、スローの上がり勝負で、「菊花賞とは質の異なるレース」と分析。「真っすぐに伸びた後肢は、同じペースで走り続ける持久戦になれば大きな武器」と語り、巻き返しに期待を寄せた。さらに、毛ヅヤや稽古の内容から状態にも高い評価。波乱の主役候補として解説をまとめた。田井の最終的な印は、スポニチ競馬Webでレース前日までに先行公開される。