ジャパンCの枠順が確定!
2025年11月27日 14:30 2025年の東京開催ラストを飾る大一番「第45回ジャパンカップ」(30日、東京2400メートル)の枠順が27日、確定した。
前走の天皇賞・秋でGⅠ初制覇を飾ったマスカレードボールは7枠15番からGⅠ連勝を狙う。今春のクラシックではタイトルに手が届かなかったものの、古馬初挑戦となった前走でGⅠ馬7頭を退けてみせた。東京での続戦であれば、優勝争いの一頭であることに疑いはなく、秋2戦目で状態上昇とくれば期待感も自然と高まる。今秋絶好調の鞍上ルメールが導く。
“世界王者”カランダガンは4枠8番に入った。欧州ビッグタイトルを3連勝中、キャリアの絶頂と言えるタイミングで日本にやってきた。陣営は、同厩で今年の凱旋門賞を制したダリズより「全然上!それが私たち共通の評価」と胸を張る。鍵は東京の高速馬場に対応できるか否か。05年アルカセット以来、20年ぶりの外国馬Vの瞬間も十分あり得るはずだ。
昨年のダービー馬ダノンデサイルは、今春ドバイSCでカランダガンを撃破した。今回は英遠征からの帰国初戦とはなるが、1週前に好時計で好調を誇示。7枠14番から快走シーンが見られそうだ。今年のダービー馬クロワデュノールは1枠2番に入った。前走・凱旋門賞では14着と完敗だったが、国内ならば負けられない。最強を証明する一戦に挑む。
中の人注目は23年ダービー馬タスティエーラ、8枠18番に入った。天皇賞・秋はスローペースもあり早めに進出も最後は各馬の切れ味に屈した。ただ、一度叩いて上昇は明らかに上昇。ペース次第だが、鞍上レーンが非常に怖く、大外枠の馬券妙味も見逃せない。