26年“種付けキング”はパレスマリス
2026年9月16日 05:30
JBBA日本軽種馬協会所有種牡馬の種付け頭数が発表され、国内主要種馬場の26年交配記録が出そろった。
26年北半球種付けシーズンに最も多くの交配牝馬を集めた“種付けキング”は、ダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックス(SC)のパレスマリス。262頭の24年、237頭の25年に続き、16歳となった今年も国内繋養(けいよう)種牡馬最多となる246頭の種付けをこなした。初年度産駒デビューの来年度からは後継ジャンタルマンタルが社台スタリオンステーション(SS)で種牡馬入り。血統マーケットにおける父子対決の幕が開くことになる。
その社台SSの最多は昨年、前年比115頭増の188頭という爆上げを記録したシスキンで、今年はダブル大台突破の224頭に交配された。中京2歳Sでワンツーを決めたジーティーマイカとシスキンブルームなど、血統登録45頭の2歳世代から7頭のJRA勝ち馬が出ており、13日現在、2歳リーディングサイヤー争いで首位に立っている。本年度400万円だった種付け料の高騰も確実だろう。
社台SSの200頭サイヤーはシスキンの他に219頭のイクイノックス、216頭のルヴァンスレーヴ、213頭のレイデオロ。JBBA静内種馬場ではリース延長が決まったアメリカンファラオが218頭、ダーレー・ジャパンSCではレモンポップが2年連続200頭超えとなる207頭の交配牝馬を集めた。ちなみにレイデオロは前年比152頭増という記録的V字回復となった。
レイデオロ同様、上げ幅が目を引くのは優駿スタリオンステーション繋養のワールドプレミア。一枚看板ロブチェンの訴求効果で、種付け頭数は前年比100頭増の124頭を記録した。加えて来年度は、現役唯一の“3冠サイヤー”のプレミアムがつくことになるかもしれない。まずは孝行息子の始動戦に注目だ。(サラブレッド血統センター)