アルクトス、名馬の血伝承で芝適性示唆 インティ、今後も高打率期待の万能血脈
2026年8月26日 05:30
【2歳新種牡馬紹介(10)】アルクトス 2015年生まれ 鹿毛 新冠産 父アドマイヤオーラ、母ホシニイノリヲ(母の父シンボリクリスエス)中央・地方で24戦10勝 主な勝ち鞍はマイルCS南部杯(2回)、さきたま杯、プロキオンS 2歳産駒32頭。
ダート1600メートルのナショナルレコードホルダー。20年フェブラリーS勝ち馬モズアスコットを退けた同年マイルCS南部杯の勝ちタイム、1分32秒7は現JRAレコードも0秒2及ばない国内最速タイムとなっている。アグネスタキオン~アドマイヤオーラと、2代続きで早世した名種牡馬の貴重な血脈を伝承する内国産3代目。超高速トラックで発揮した異能はサイヤーラインに潜む芝適性を示唆するものだろう。産駒の大半は地方競馬デビューだが、24日現在で5頭が勝ち上がっている。
インティ 2014年生まれ 栗毛 浦河産 父ケイムホーム、母キティ(母の父ノーザンアフリート)中央・地方で23戦7勝 主な勝ち鞍はフェブラリーS、東海S 2歳産駒41頭。
輸入種牡馬ケイムホームの爆発的なスピード能力を一子相伝的に継承したダートの強豪。デビュー2戦目の未勝利から休養を挟みつつ7連勝でフェブラリーSを制した天才肌で、G1ウイナーとなった後は一転、常時善戦型として8歳まで現役にとどまった。血統面の特徴は国内供用種牡馬としては意外に珍しいミスタープロスペクター3×4のシンプルなインブリード。万能血脈からダート向きのエッセンスを抽出した形となる。24日現在、地方競馬で8頭が勝ち上がり、地方新種牡馬リーディングでチュウワウィザードに次ぐ2位。今後も高打率を維持できそうだ。(サラブレッド血統センター)